ユーロ危機の構図

日本国債をショートしたのは、前に書きましたが、今は株式投資よりも先進国の国家破綻に注目しているので、ユーロ危機について現在勉強中です。ユーロ売り、ユーロ圏の問題国の国債の空売りについて、可能性を検討している。ただ、国債空売りは、ユーロ売りより難しいと思っている。各国政府やECBがどのような政策を取るのか予測が立てづらいので。

日本のように明らかな国債危機(and 利回りが低く損失が限定されている)という事例もそうはないと思う。

現在、「ユーロ破綻。そしてドイツだけが残った」という本を読んでいる。だいたい読み終わった。重要な点が以下の通り。

  • 高インフレ国が固定相場制を採用すると、低インフレ国から過剰な資本流入を招きやすい(たとえば、ドイツからスペインへの不動産投機)。低インフレ国は、高インフレ国の投資リスクを過小評価しがち。
  • サブプライム危機によりユーロの問題国への投資は激減した。それにより問題国の経常赤字が膨らんだ。統計上は、問題国からユーロ紙幣が消滅するはずだが、ユーロ各国中央銀行にはユーロを刷る権限があるため、問題国の中央銀行はユーロを刷ることができ、経済の大崩壊を免れた。
  • 問題国への投資は激減した=ドイツの債権は膨らんだ。ここで、債権とはドイツの中央銀行が持つ各国中央銀行(ECB?)への債権。ユーロ圏の中央銀行間の勘定は決済されない仕組み(?)。ECBが崩壊すると、ドイツ中央銀行が持つECBに対する債権は消滅しかねない。
  • ドイツの債権が膨らむほど、ユーロが崩壊したときにドイツが被る損失は莫大なものとなる。そのリスクをドイツは意識しだした。

こんな感じの内容です。ざっと読んだだけなので、間違いがあるかもしれない。

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2013年12月29日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリー:経済

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